Finds Selection

THONET

209_1131_img01-650

 38-240 ゲブリューダー・トーネット社は創始者であるミヒャエル・トーネットが
1819年に創業して以来、5代目にあたるクラウス・トーネットが社長を務める現在まで、186年もの歴史を誇る。曲木の椅子の発明から始まり、19世紀末にはユーゲント・スティールの流行を取り入れて技術水準を上げる。
また、1919年設立のバウハウスに同社は大きく関わり、ミース・ファン・デル・ローエやマルセル・ブロイヤーらとスティール製の新しい椅子を開発していった。
現在では外部の様々なデザイナーとのコラボレーションにより、新しい素材/新しい技術に果敢に挑戦し、常にデザイン・クォリティの高い製品を創り続けている。 
209_214_215R_img01-240 209
数多くある曲木椅子の中でも代表的な一脚。
繊細で表情豊かなこの椅子は、元々事務用肘付椅子としてデザインされました。
1920年代、当時活躍していたモダニストの建築家に注目されます。
とりわけル・コルビュジエが好んで自身の建築のインテリアとして度々使用したことで脚光を浴び、今では「コルビュジエ・チェア」とも呼ばれるように。
氏は著書の中で「壁は白。籐の椅子または、トーネットの曲木椅子・・・。
気の利いた部屋は、こんなにわずかなもので足りるのだ。」と述べているとおり、とてもこの椅子を気に入り、実際にプライベートの生活でも愛用していました。

 

 

取り扱い商品